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小説でも書くよ。暇だし。

1 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 08:09:22
何の取り柄もない僕だけど、小説を書くよ(o・ω・)o

2 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 08:13:52
何小説を書けばいいかわからないので、
とりあえず恋愛小説を書くよ(o・ω・)o

たぶん最後に恋人が死ぬよ(o・ω・)o事故かなんかで。
(Ф・ω・)Фカキカキ...

3 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 08:35:46
瑞穂が大と出会ったのは八年前のことで、その頃僕達三人は中学三年だった。
1999年、世紀末。あの頃の僕らは、かの有名な予言者の言葉を心底信じ切っていて、
来るべき審判の日に、空より飛来する石ころが大地を、人を焦がす光景を想像しては、
身体の内側から圧迫されるような不安に苛まれ、眠れない夜を繰り返していた。
そう言う馬鹿馬鹿しい類の、オカルティックな事象にいちいち興奮するような年頃なのだ。
半分大人で、半分子供。
でも、と僕は思う。そう、八年経って、一人でこの世界に生き残って、
人生で最も輝かしいあの日々のことを思い返す度に、僕は思うのだ。
「でも」と。

いったい誰に、それを馬鹿馬鹿しいと笑うことができるだろう?
明日この大地は我々の重みに耐えかねて陥落するかもしれない、
明後日降り注ぐ雨が全てを海の底に変えてしまうかもしれない、
来週この場所に、この世界に僕は存在しないかもしれない、
いったい誰がそれを否定することができるだろう?
全ては可能性の中にあり、可能性はやがて手に触れることができる形で僕らの前に現れる。
可能性が降り積もった先に、今この世界がある。

僕は、そんなふうに、昔のことを時々思い出す。

4 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 08:53:34
瑞穂は人形のように大人しく、クラスの中でも浮いた存在だった。
ただ大人しいだけなら「影の薄い女の子」というだけで済むのだが、
何せ瑞穂の容姿は目立った。彼女は本当に、人形のように美しかった。
全ての線が計算し尽くされたように的確に配置されているみたいに、
世界中の最も美しい色で丁寧に塗り分けられたみたいに、
五つの惑星が数万年に一度直線上に並び合うみたいに、
彼女は神秘的な美しさをその身に湛えていた。
明日壊れそうなくらい儚くも見えたし、いつまでも褪せることのないくらい確固としているようにも見えた。
その物腰から、彼女のことを蔑む向きも無かったわけではないが、
そんな彼らにさえその美しさを否定することはできなかった。

「私、あの人のこと、好きなのかもしれない」
ある時瑞穂は僕にそう言った。白い頬をささやかに朱く染めながら。
彼女が誰かに恋をするなんて、はっきり言って僕にはまったく想像できなかった。
当然ながら彼女に恋をする人間はそれこそ星の数いたが、
彼女自身が誰かを好きになるなんて、少なくとも僕が知る限りでは一度も無かった。
特に意図があったわけではなく、ただ単に色恋に鈍い質だったのだろう。
その瑞穂が今、グラウンドに向かって走り去る大の背中をぼんやりと眺めながら、頬を染めているのだ。

5 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 09:11:58
「大が?」と僕は、思わず声を上擦らせて聞き返した。
「変かな」
「変じゃないさ」と僕は言う。「変じゃないけど――やっぱり変だよ」
「何それ」
瑞穂はクスクスと笑った。その間も、視線はグラウンドの大に向けられていた。
それはなんだか、不思議な、不自然なことのように思えた。
ひとつは、大がそれほど「女の子に人気がある」というようなタイプではないことだ。
身体だけはやたら大きいが、顔は好意的に言って美形とは程遠いし、
野球以外に取り柄があるわけでもない。性格は明るいが、リーダーシップのあるタイプでも無し、
見た目の割に臆病で、文化祭のお化け屋敷にも入れやしない。
女子に好かれるタイプとは、決定的にかけ離れているのだ。
その大を、瑞穂は好きだという。いったい何が彼女をそんな気分にさせたのか、
はっきり言ってひとつの想像もできなかった。
「ひとつだけ聞いてもいい?」と彼女ははじめて僕の方に向き直って言った。
「なに?」
「あなたは、大くんのこと好きじゃない?」
「友達としてなら、好きだよ。でもそれ以上は何もない」
「よかった」
そう言って瑞穂は、大勢の生徒がひしめき合うグラウンドの方にもう一度目を向けた。
目があまり良くない僕には、もうどれが大なのかを見分けることはできなくなっていた。

6 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 09:24:09
異常なほど人見知りの激しい彼女が僕にだけそんな風に打ち明け話をするのは、
多分、僕がゲイであるということと無関係ではなかったのだろう。
それに気付いたのは小六の頃で、初恋もやはり、その時の同じクラスの男子だった。
否定することのできないその感情に悩む僕を、彼女が掬い上げてくれた。
「全然変じゃないよ」と瑞穂は言った。「すごく自然なこと」
「でも僕は嫌なんだ。僕は、普通でよかったんだ。普通に女の子を好きになって、
普通に男としていたいだけなんだ。気持ち悪い、こんなの」
「あなたの見る世界は、あなたにしか見えない世界なの」と彼女は言う。
「でも同時に、あなたがあなた自身を見ることはできない。鏡を使わない限りはね。
自分自身を見ようとはしないで。あなたは、あなたの見た物を大切にすればいいの」
「それって、つまりどういう事さ?」
「自分の気持ちを、そんな簡単に否定しないで。あなたの気持ちが、可哀想だわ」

7 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 09:25:40
(o-ωー)o zzz...

8 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 09:45:32
疲れた眠い(o-ω-)o

雨の日は憂鬱(o・ω・)o
映画でも観に行きたい(o・ω・)o

I am legend(だっけ?)おもしろいかなー?(σ・ω・)σ

9 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 17:56:23
読んだお( ^ω^)
ぜひ続けてほしいお( ^ω^)

ウィルスミスおもしろそうだおね〔 ^ω^〕

10 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 18:05:13
キャラ被ってるじゃないの(o・ω・)o

Brave one観に行ったら予告編で流れて、
どっちもNYが舞台だからややこしくてしょうがなかった(o・ω・)o


11 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:2007/12/03(月) 22:32:05
そんなばながー

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